3月16日にアメリカ・ミシガン州在住のクリスティーン・マールさんの自宅で火事が発生。
住民は在宅していなかったが、飼い犬の「クロエ」は瀕死の状態で救出されました。
そして、残念なことに飼っていた2匹の猫をこの火事で失ってしまいました。
それから2ヶ月ほどがたったある日、クリスティーンさんはクロエを連れて火事になった家を訪れると、クロエは何かを鍵つけ床を引っ掻きはじめたのです。
そして、床の下からは微かな猫の鳴き声が聞こえてきたと言います。
火事で失ったと思ってた「リンガー」は、床下で2ヶ月も生き延びていたのです。
遺体が見つかっていなかったことから「逃げ出したかもしれない」という望みは持っていたものの、まさか家の中にずっといたとは思わなかったそうです。
そして、その後のリンガーは。
救出直後のリンガーはまさに骨と皮だけの状態で、体重は本来の半分になっていたといいます。
床下でおそらく虫などを食べながら、助けを待っていたと思われるリンガー。クリスティーンさんはこの出来事を「母の日に起こった奇跡」としてFacebookに投稿。クロエを「ヒーロー」としました。
体が弱っていたこともあり、しばらくは首につけたチューブから栄養を補給。少しズル固形物に慣らしていくそうです。
そして、しばらくしてようやく固形物が食べられるようになったリンガー。
クリスティーンさんは「リンガーはだんだんと回復しています。治療を通じて、完全に回復するのだと、勇気づけられています」と語っています。
参照元:Facebook