犬の「ミリー」は4年前に施設から今の家族の元に引き取られて以来、家族にたくさんの愛を注がれながら生きてきました。
その中でも一番ミリーを気にかけてくれたパパ。
家族みんな大好きだけど、その中でも誰よりも愛すべき存在のパパだったのです。
しかし、ずっと一緒にいたパパとしばらくお別れすることに。パパは仕事でしばらく家を空けることになってしまったのです。
ミリーは寂しくて仕方ありませんでした。それはただ寂しいだけに留まらず、ついにはうつ病の症状も出てきてしまったのです。
最初は娘さんがテレビ電話でミリーとパパを対面できるように試みました。しかし、それは全くの逆効果。
パパの声はするものの、実際に探してもパパはいない。それは悲しみを増長させ、混乱へと繋がってしまったのです。
そこで、娘さんが新たに思いついた方法。なんと、それが思いかげない効果を発揮したのです。
新たに娘さんが思いついた方法。それは。
パパの人形。
パパの写真をラミネート加工し、ぬいぐるみに貼り付けたもの。目に見えるものとしてパパがいると変わるのではないかと考え、実行した結果、それが案外好感触だったのです。
ミリーはそのぬいぐるみの匂いを嗅ぎ、ちょっと遊んではそれを今度はバスケットに連れて行って顎を乗せ寄り添って休んでいたそうです。
「間違いなくミリーは幸せそうだった」と娘さんは語っています。
本物のパパと会える日まではまだまだかかるようですが、早く会える日が来ることをみんな楽しみにしていることでしょう。
参照元:thedodo