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何度も望まない出産を強いられ、歩くこともままならなくなってしまった犬。その怯える姿に心が痛む。

何度も望まない出産を強いられ、歩くこともままならなくなってしまった犬。その怯える姿に心が痛む。

パンパンに腫れたお乳のこの犬の名前は「ロレッタ」。見るからに育児を頑張ってきたという体。しかし、それは彼女の望んだ事ではありませんでした。

ロレッタは、今までずっと子犬を産まされ続けてきたのです。しかし、所有者にとって「ロレッタはもう役に立たない」と思われ、5月のはじめに彼女はシェルターに捨てられたのです。

ただただ望まない事を強いられてきたロレッタの人生。その悲惨さは、保護されたロレッタの姿が痛々しいほどに物語っていました。

歩かせることも大変な状態だったロレッタは、まず獣医に診てもらう必要がありました。そしてロレッタは、悲しいほどに体を震わせていたのです。

その様子がこちら。

歩く事を拒み、震えの止まらないロレッタ。そして、保護されてからの数日間は、まるで世界中から隠れようとしているかのように体を平たくさせ、頭を隅に隠し続けていたそうです。

そして、ロレッタのその後。

彼女がこれまでどれほどひどい環境下で何回も出産を強いられてきたかを思うと、苦しくてなりません。

辛いながらも、その後、ロレッタにはとても心優しく温かいボランティアさんと巡り会い、今はその家で徐々に本来の自分を取り戻している最中だそうです。

永遠の家族となる里親探しは、まだこれからですが、今はゆっくりとロレッタのペースで日常を取り戻していってほしいです。

参照元:thedodo

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