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画像は断耳されたドーベルマンと、されていないドーベルマン
画像 – 出典 –
断耳とは?
断耳というのは読んで字の如し、耳を切断して形をシャープに整えることを言います。
代表的な犬種としては、ボクサー、ドーベルマン・ピンシャー、ロットワイラー、グレート・デーンなどがあげられ、耳を短くする理由はいくつかあります。
これらの犬は警護犬やショーに出る犬(人間の趣味によって犬は耳や尾を切られることになる。)として作り出された犬種なのですが、
耳とその周辺は極めて敏感な部分なので傷つけられると猛烈な痛みを伴い、警護する側にとっては急所である耳は大きな弱点になるわけです。
警護する側に弱点があったら警護の意味がないので当然と言えば当然なのかもしれませんが、
断耳するということは外科手術により犬が受ける苦痛よりも、もっと大きな影響を与えてしまうのです。
犬にとって耳は自分の意思を相手に伝えるために必要な大切な部分で、この耳が上手く使えないとなると、犬同士のコミュニケーションが阻害されてしまうのです。
警備に使われる犬は別としても、現在は断耳のほとんどが美容的な目的で行われているため、断耳の問題は世界中で議論を呼んでいます。
耳は犬にとって、コミュニケーションをとるのにとても大切な部分なのです。
もし、人間がコミュニケーションをとるのに大切な喉を自分の意思とは関係なく潰されたらどうします?
そう考えると、断耳はとても惨いことだと思います。
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