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銃を持った男たちから家族を守るため闘ったピットブル。犯人を追い払うも銃で撃たれ、危険な状態に

銃を持った男たちから家族を守るため闘ったピットブル。犯人を追い払うも銃で撃たれ、危険な状態に

リロイ・ブキャナンさんとニーナ・テイラーさんは、アメリカ・ペンシルベニア州にある西フィラデルフィアに暮らしていました。

そこは非常に治安が悪く、その1ヶ月だけでも金銭を巡った犯罪事件が71件、暴力関係の犯罪事件が43件も起こっている街でした。

常にわが身を守って生活しなければならないその地域で彼らは番犬として活躍してくれるような強さのある犬を求めて動物シェルターにやってきました。

そして、彼らが家族に迎え入れたのはピットブルの「ブルー」でした。

ブルーには、見た目からでも威圧感を出せるようにと頑丈でゴツい首輪をプレゼントしたといいます。

そしてある日、テイラーさんが仕事から戻りブキャナンさんが朝食を用意していた時のこと。

彼らの知人であるDIという男性が彼らの家を訪れました。何の用かと思うと、突然「足を負傷した」と言い、足を見せていたと言います。

そして、その数秒後。

マスクで武装した男が家に押し入り、銃で脅しながら金銭を要求してきたのです。なんと、DIはそのマスクの男と共犯だったのです。テイラーさんたちに隙を作るためにDIは先に彼らの家を訪れたのでした。

ブキャナンさんはとっさん判断でブルーにマスクの男を捕まえるように指示。そしてブルーはその指示に忠実に従い、マスク男を追いかけました。

そしてマスク男の足を捕まえた時、ブルーは肩を打たれたのです。しかし、それでもブルーは犯人を離そうとしませんでした。

ブキャナンさんはこれ以上ブルーが傷つかないようにと話すように命令しました。そして解放されたマスク男とDIはそのまま逃走して行ったのです。

すぐに警察が駆けつけ、警察らによってブルーはすぐに獣医の元へと運ばれました。

ブルーを撃った銃弾はハイと鎖骨部分を通り、肩のところで止まっていたようで、この銃弾を取るためにすぐに手術が行われました。

悲しいことに、この街ではブルーのように銃弾で撃たれる動物が少なくありません。ブルーはよくも悪くも獣医たちの、その慣れた手術によって無事に銃弾は取り除かれました。

そして、その後。

早急な治療のおかげでブルーは4日間の入院で自宅に戻ることができたと言います。

ブキャナンさんもテイラーさんもブルーには本当に感謝し「あの時ブルーがいなければきっと私たちが撃たれていただろう」と語りました。

ブルーは彼らと出会ったその日、シェルターから引き取って家族にしてくれた感謝を、命を懸けて返そうとしたのかもしれません。

参照元:schnauzi

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