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狭い施設内で像のぬいぐるみを手放さない犬。その姿が目に留まった人によって安楽死の目前で救われる

狭い施設内で像のぬいぐるみを手放さない犬。その姿が目に留まった人によって安楽死の目前で救われる

この犬の名前は「スモーキー」。スモーキーの隣にあるのはお気に入りの友達の像のぬいぐるみです。

元々人に飼われていたスモーキーでしたが、元飼い主が家を失ってしまい、飼い続けることが困難になってしまった為、やむを得ず施設に連れてきたのです。

施設もその事情を聞いていたため、スモーキを紹介する看板には「引き取る際は象のぬいぐるみも一緒に」という旨を記載してくれました。

そして始まったスモーキーとぬいぐるみの施設生活でしたが、なかなか里親は現れませんでした。そして、そんな日が続いたある日「3月に安楽死をさせる」という方向で話が進んでしまったのです。

2月はスモーキーにとって安楽死の月までを和枝て過ごすような地獄の日々となってしまいました。スモーキーはそれを分かっていたのかは分かりませんが、ずっと飼い主のいない狭い空間で過ごす日々はとてもストレスだったでしょう。

そんなスモーキーに転機が訪れます。

しかし、そんな安楽死の近いスモーキーの事を知った別の非営利団体の動物保護施設の人々が「スモーキーを引き取りたい」と名乗り出てくれました。

その状況を可哀想に思ったのもそうでしょうが、なにより像のぬいぐるみと一緒に過ごすスモーキーの姿を見て一目で恋に落ちてしまったようです。

そして、新しい施設への旅立ちの日。2人のボランティアの人が迎えにくると、安楽死を免れ、そしてこの狭い施設から抜け出せる喜びを感じていました。

新しい施設のスタッフはこうコメントしています。

「元飼い主さんがまたスモーキーと暮らせるようになって取り戻しに来てくれるまで私たちはスモーキーと共に暮らします。それが無理だとしても、絶対にスモーキーが幸せになれる永遠の家を見つけてみせます」

参照元:thedodo

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