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いつも行くシェルターではなく、たまたま立ち寄ったシェルターで運命の出会いを果たし、そのまま家族に

男性3人はその日、フットボール観戦の後にいつも立ち寄るアニマルシェルターに行く予定でしが、観戦にはまだ時間があったのでしょうか、軽い気持ちでカリフォルニア州南部のアニマルシェルターに行くことになったのです。

もともとルイス・サレスさんはアニマルシェルターから犬を引き取りたいと考えていたのですが、まだ運命の出会いはありませんでした。

友人の1人のジョン・ウォンさんは、日頃からアニマルシェルターの犬たちの魅力的な写真を撮影し、里親が現れるように協力している男性です。

そして、もう1人の友人は、ジョーダン・バシェットさんというテレビリポーターのような仕事をしている男性。

3人は少しの時間だけアニマルシェルターの犬たちを見るつもりでした。しかし、彼らはケージの中で一生懸命に尻尾を振り続ける犬と出会います。

ケージの前にたたずむジョーダン・バシェットさんの表情を逃すまいと、ジョンさんはすかさずカメラのシャッターを切ります。

ケージの中で懸命に尻尾を振っていたのは、メス犬の「ルア」でした。ルアは変形性骨股関節症を患っており、2ヵ月以上シェルターで里親が現れるのを待っていました。

ルイスさんは、一目で運命を感じます。そしてルイスさんだけではなく、友人たちもルアの可愛らしさに一目惚れしてしまったのです。

ルア自身もよほど3人の男性が気に入ったのか、延々と興奮が収まらず、ずっと尻尾を振り続けていたと言います。

そして。

もうこうなればフットボール観戦どころではありません。早速、ルアの里親になる手続きを始めます。もちろん、フットボール観戦は中止。

ルアに恋した2人の友人もそのことを快く快諾し時間を共にしてくれました。

その時の様子をルイスさんはこう語っています。

「ルアに出会い、僕の中の優先順位は変わったんだ。フットボール観戦を中止して、ルアの里親になるための手続きをしたよ!友人2人はある意味、犠牲者になったけど手続きが終わるまで一緒に待っていてくれたんだ。」

3人はまるで少年のような気持ちだったのかもしれません。

無事に里親の手続きが終わると、ルアを抱っこして犬グッズを売っている店へと直行したのです。

これからルアが暮らして行くためには、たくさんのグッズが必要です。買い物カートに乗せられたルアは、久しぶりの外の世界を見て、興奮して疲れたのか、安堵したのか眠ってしまいました。


ルイスさんは、自分の職場にルアを連れて行くことに決めていたので、家用と職場用の2つのベッドを購入します。ずっと一緒にいてあげたい、そんな気持ち伝わってきます。

ルイスさんはルアとの暮らしを満喫しているようで、「彼女は本当にお利口で、私に幸福感を与えてくれます。」と語りました。

いつもの予定通り過ごしていたら出会うことのなかったルイスさんとルアとの出会い。ルイスさんの愛情はこれからもずっとルアに注がれ続けるでしょう。

参照元:Facebook

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