犬のアレルギー対策

犬のアレルギー対策

アレルギーの3つの原因

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周辺環境

・体に触れるもの

 

体の下面、四肢やあどの下がひどい湿疹になっている場合は、まず床材や草むらとの接触を疑います。

そうなってしまった場合、散歩は出来るだけアスファルトの路上を歩くだけにして、公園や河川敷などの草むらには入らないよう心がけましょう。

これだけで劇的にアレルギーが改善するいぬもいます。

問題は家での環境です。家庭にある物品の素材は様々で、いぬは多くのそれらと接触します。

もし、いぬにアレルギー症状が出た場合、接触する素材を絞り込み原因を突きとめましょう。

サークルなどを使い、行動範囲を狭めるのも効果的だといえます。

また、部屋の掃除はこまめに行い、フローリングなら拭き掃除をラグやカーペットの場合は肌触りのよい木綿生地などのしてあげるとよいでしょう。

 

・空気浮遊物

 

気温と湿度が上昇するだけで、アレルギー症状が悪化するいぬも多いので判断は難しいですが、春から夏にかけて症状が悪化するのであれば花粉や草木との接触を疑います。

人間の喘息対策と同じように「朝いちばんに、室内の浮遊ダストが床に落ちているのをそっとモップなどで掃除する」、「マイクロダストに強い掃除機を使う」、「タバコはやめる」などが有効です。

 

遺伝

 

遺伝に関しては仕方がない部分があります。

雑種犬(MIX犬)はともかく、純血種は長年にわたって人間が狭い範囲で交配を繰り返したため、アレルギーに限らず非常にデリケートな体質になっています。

特に耳が垂れていたり耳毛が生えていたりする「コッカースパニエル」のような犬種は外耳炎など、パグやブルドッグのような鼻が短い短吻種(いわゆる鼻ぺちゃ犬)は、しわが多いため皮膚炎になる可能性が非常に高いです。

 

食生活

 

症状に多少の差はありますが、目の周りや口の周り、外耳道がふとどったように赤く炎症を起こして、脱毛とかゆみを引き起こしている場合は、食餌性アレルギーを疑います。

対処法としては「疑わしいものを排除してみる」ことです。

主食は1銘柄に絞り、それ以外のおやつは一切与えないようにします。

水分は普通の真水だけで、牛乳なども与えないようにしましょう。

それでも改善しなければ、主食を変えて反応をみてみましょう。

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