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「僕の犬が収容所にいます。助けてください。」優しい男性がホームレスとその愛犬を救う

「僕の犬が収容所にいます。助けてください。」優しい男性がホームレスとその愛犬を救う

アメリカのテキサス州に住むウィルマさんはある日、ショッピングセンターの駐車場で手書きのサインを掲げる男性を目撃しました。そして、彼の持っているサインにはこう書かれていました。

「僕の犬がシェルターにいます。助けてください。」

ウィルマさんは車を止めて、その男性に話を聞きました。

男性は30歳のホームレスで名前はパトリックさん。可愛がっていた犬の「フランクリン」がシェルターに連れていかれてしまい、里親として引き取るためにはお金が必要でそのお金が用意できないと言うのです。

引き取るためにかかる費用は120ドル(約13000円)。決して安くはありません。

ウィルマさんはパトリックさんと少し話しをし、そして彼の人柄や事情などを理解した上で、助けてあげることを決意。

手持ちのお金では足りなかったため、ウィルマさんの友人にも協力を求め、お金を用意してシェルターに向かいました。

シェルターから出てきた犬は怯えて震えていました。そしてパトリックさんは犬と再会した瞬間、目に涙を浮かべて喜んでいたそうです。



その様子を見たウィルマさんは、パトリックさんがどれほど犬を大切にしてきたのかが分かったといいます。そして、自分は正しい事をしたと確信したのです。


私たちは誰もが人生の中で困難な状況になることがあるわ。だからあなたも誰かを助けることの大切さを覚えていてほしい。もし私にもっとお金があったら、彼らに一週間くらい過ごせる部屋を提供してあげたかった。私ができるすべてはパトリックにフランクリンを返してあげて、彼らに神様のご加護がありますようにと祈ることだけだった。

パトリックさんのリュックの中には犬のエサ入れとおもちゃが入っていたそうです。そして、彼は食事の時はいつも、犬が先に食べてから自分が食べるのだそうです。

そして、ウィルマさんはこの出来事のあと、パトリックさんのために寄付金を募るサイトを立ち上げました。すると多くの賛同者が現れ、ゴール金額の19000ドル(約201万円)まであと少しだそうです。

パトリックさんとその愛家のフランクリンが再出発できるよう祈っています。

参照元:Facebook

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