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緑内障によって両目を摘出した犬。そして、それからの活を支え続ける相棒の存在

緑内障によって両目を摘出した犬。そして、それからの活を支え続ける相棒の存在

アメリカに住む、白くふわふわできれいな毛並みのホシ。彼は11歳の時に緑内症のため両目を失ってしまいました。

しかし、両目が見えないホシですが、今でも元気に外を歩いています。なぜならそこにはホシの親友のゼンの存在があったからです。

ホシが緑内障のため、両目を摘出しなくてはならないとわかった時、飼い主のペレスさん一家は深い悲しみの中にいました。「自然を歩くのが大好きなホシが、もう歩けなくなるんじゃないか」と考えてしまっていたのです。

そんな時、ペレスさんはシェルターで1匹の小さな犬に出会います。その子犬の名前は「ゼン」。ゼンは雪の降るワシントンで保護されていました。

ゼンもまた、長い路上生活によって心臓や肺に病を持っていました。しかし、ゼンの姿を見たペレスさんは「ホシと私たち家族に必要なのはこの子だ!」と確信します。

そして、ホシが両目を失う6ヶ月前にゼンはペレスさんの家に家族として迎え入れられたのです。

見知らぬ犬が家に来た時、ホシがどんな反応をするのか、受け入れてくれるのか不安に思っていたペレスさん。しかし、その心配は無用でした。ホシは全く吠えることなく、匂いを嗅いだ後すぐに一緒にいるようになったのです。

そして、ホシは両目の摘出手術の日を迎え、無事に手術は成功。ホシの目が光を感じることはもうありません。

するとゼンがホシのそばに寄り添うようになったのです。まるでゼンはホシの目の代わりになることを受け入れてくれているかのようでした。

それからというもの、ゼンはホシのそばを離れることなく、散歩の時には2匹は一緒のリードにつながり、ゼンがホシを誘導してあげています。

ペレスさんは、2匹を別のリードに繋いだこともあったそうですが、その時もゼンはホシの側を離れることなく一緒に歩き続けたそうです。

アウトドアが好きなペレスさん一家。出かける時は、もちろんホシもゼンも一緒です。

ゼンのサポートによって安心して生活できているホシ。これからも仲良く家族で様々な経験をしていくことでしょう。

参照元: Instagram

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