ゴミ溜めの中に犬がいるとの連絡を受け、動物保護団体が急いで現場に急行すると、ゴミの山にまみれた1匹の犬が身を震わせていました。
入ることもためたってしまいたくなるほど不衛生なゴミ溜め。
実はこの犬、盲目だったのです。少しの光も見えない暗闇の中で生きてきたこの犬。おそらく、生きていくために、誰も近寄ってこないこのゴミ溜めを自ら選んだのでしょう。
全盲の犬にとって、誰もこないこの不衛生なゴミ溜めは、「安全な場所」だったのでしょう。
動物保護団体のスタッフが近づく気配を感じ怯える犬。しかし、全盲のため逃げることもできません。もし、この時近づいたのが保護スタッフではなく、心ない人や野生動物なら命の危険もあったことでしょう。
無事に保護されましたが、体中にノミやダニが寄生していたためすぐにシャンプーとトリミングが行われました。
そして、清潔になった犬はその後動物病院へと運ばれ診察を受けます。
診断の結果、やはり犬の目は完全に何も見えない状態。
しかし、獣医いわく、片目に関しては視力回復の可能性があるとのこと。この犬にとって、それはまさに一筋の希望の光。
そして、この事をしった多くの人々からたくさんの寄付が集まり、視力回復させるための手術を受けることができたのです。
そして手術後。
手術は無事に終わり視力は回復。
ゴミ溜めに住み着いていた盲目の犬が、大勢の人に支えられ奇跡的に視力も回復。そして、安心できる場所を手に入れたのです。
これまでは本当に辛いことばかりだったと思いますが、生きていてくれたからこそ、手に入れられた光と安心の場所なのでしょう。
Blind Dog Living in a Trash Pile Gets the Most Beautiful Rescue – The End is Amazing
参照元:youtube