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アメリカ・ロサンゼルスのダウンタウンで路上で生活をしていたところを、保護された1匹のメスの黒いピット・ブル。過去に何かあったのかは定かではないが、心にひどく傷を負っている様子。
保護され、シェルターに入ってからというもの、元気があまりないありません。室内に閉じこもってばかりで、うつむいた様子の彼女をなんとか外へ連れ出そうとするスタッフ。
しかし、首輪にひもをかけると、動きたくないと言わんばかりに床にしがみつきます。スタッフはそんな彼女を抱きかかえ外へと連れ出します。
外へ出ても、遊ぶどころかどこか浮かない表情を浮かべ、元気がない様子。
それから1ヶ月後、ロスの非営利団体に引き取られることになり、その前に一時的に預かることになった動物クリニック。
そこで、彼女が変わるきっかけになる1匹の猫と出会います。
クリニックに到着してからも動こうとしないピット・ブルでしたが、クリニックに住む猫を見つけると、腰を上げ歩き出したのです。彼女の意思で動き出したのはこれが初めて。
その瞬間を見逃さなかった獣医さんは、早速彼女のオンラインプロフィールに「猫好き」と記載。
それを見ていた猫とポメラニアンを飼っているシャラさんという女性から連絡が入りました。
シャラさんは自宅で飼っているポメラニアンとピット・ブルを会わせてみることに。引き合わせてみても問題はなく、その後、猫とも面会しますが問題はありませんでした。
そして、シャラさんはこのピット・ブルを家族として迎え入れることを決意。名前は「ロキシー」と名付けられました。
しかし、いまだ怯えた様子をみせるロキシー。プロのトレーナーであるエルナンデスさんに助言を求めたシャラさん。
「怖する彼女へ、無理に愛情を与えてはいけない」という助言されます。
シャラさん一家は無理にロキシーに愛情を与えるのをやめて、歩くことを励まし、実際に歩くと褒めるということを繰り返し続けました。
10分で済むような距離を45分かけ少しずつ歩くように。やがてすべてを克服したロキシー。
今ではマリブビーチを走り、ドッグランで遊び、毎日散歩をしています。新しい場所では少しだけ怖気付くこともありますが、昔と比べずいぶんと良くなりました。
クリニックで、ロキシーの猫に対する興味を見逃さずにプロフィールに記載した獣医さんと、そのプロフィールをみて連絡をしてくれたシャラさん。その後、ロキシーのことをそばで励まし続けたシェラさん一家。これからは、怯えることなく楽しく暮らしていくことでしょう。
参照元:thedodo
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