気を付けているつもりでも、突然の事故やうっかりミスで、
愛猫がキケンにさらされるともあります。
いざと言うときに慌てないように、適切な対処方法を覚えておくと安心です。
糸やひも状のものを、食べてしまった!
まずすること 猫に異変がないか観察し、誤食した物の残りがあればひろっておく
猫に何らかの異変がある場合や、口の中に異物が見える場合は
すぐに動物病院へ向かいましょう。
異変の例
・しきりに口を動かす
・よだれを垂らす
・口の周りを引っかく
・苦しそうに呼吸をする
・吐くようなしぐさをする
特に異変がない場合はウンチをよく観察しましょう。
異物が腸をスムーズに通過すれば、ウンチに混じって出てきます。
この場合は問題ありませんが、もし2〜3日たってもいっしょに排出されない場合は、
念のため受診をしましょう。
異物を飲み込むと、腸閉塞や炎症の原因に
糸やひも、リボンなどの細長い物は、猫がじゃれやすいアイテムです。
しかし、猫の舌の表面にはトゲ状の突起があるため、
遊ぶうちに舌で絡めとって、そのまま飲み込んでしまうことがあります。
これらの細長い異物は飲み込むと腸内の壁に絡み付きやすく、
量によっては腸に絡まって腸閉塞を起こしたり、 炎症の原因に。
使わないときは必ずしまっておき、誤食を予防しましょう。