火事で家が全焼してしまったおじいちゃん。奇跡的に助かった猫を抱きかかえる写真がネットで広がり支援の輪が広がる。

英ニュースサイト『indy100』によると、トルコのボルに住むアリ・メセさん（83歳）の自宅で火事が発生。おじいちゃんがストーブにガソリンで火をつけようとしたところ、爆発が起きて火が燃え広がってしまったそうだ。

隣人の通報を受けて駆け付けた消防隊により、火は消し止められたが家は全焼……。その時に撮影された写真には、降りしきる雪のなか、杖をついたアリさんが助かった子猫を抱きかかえている。

Ali Dede (83) Bolu'nun Mudurnu ilçesinde mutlu evinde sobayı tutuştururken isterken evini yaktı.
Çok sevdiği kedisi ile beraber kurtuldu hamdolsun. Biz diğer yananları alacağız inşallah, üzülmesin dedemiz, üşümesin kedimiz 🙂 pic.twitter.com/V7PCSG3lDV

— Dr Kerem Kınık (@drkerem) 2018年1月17日

黒焦げになり、焼き尽くされた家を背景に立ち尽くすおじいちゃん。どこか子猫も悲しそうな表情をしているため、言葉にならない感情を抱いてしまう。

写真を見ているだけで、胸が締めつけられるようだ。

ただ、この写真がネットで拡散され、メディアで取り上げられたこともあり、次々と支援の手が差し伸べられている。

すでに赤十字が猫用のベッドとキャリーを持参し、病院に搬送されたおじいちゃんと子猫を訪問したとのことだ。

Kızılay Ekiplerimiz Ali Dedemize ihtiyaçlarını ulaştırdı. Kediciğimiz de mama, şampuan, taşıma çantası ve pusetine kavuştu. Valiliğimiz ile koordineli barınma ihtiyaçlarına da destek olacağız. Kızılay çınarına yaslanıp bir soluklansın hele, iyi uykular dedecim❤️ pic.twitter.com/wEbvrHKeZ5

— Dr Kerem Kınık (@drkerem) 2018年1月17日

また、アリさんのために新しい家を建てようと地元団体も動き出しており、順調に進めばおじいちゃんが住むところに困らなくなる日は遠くなさそう。

そして、幸いにもアリさんは軽傷を負っただけで済み、子猫だけでなく、妻と息子も無事だったそうだ。

Ali Dedem kediciğine kavuştu.
Kızılay battaniyesinde ısınmış kedicik dedeciğini görünce kucağına atladı. Merhamet de ve dostluk da sınır tanımaz❤️ pic.twitter.com/X3ipxXfwfD

— Dr Kerem Kınık (@drkerem) 2018年1月18日

家が全焼したのは大きな災難だったが、家族とペットが無事で何より。今は一刻も早く、アリさん一家が新しい家に住めるようになることを願いたい。

参照元：Twitter