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【猫】ネコの体の謎を解く

暗闇でも見通せるネコの目

ネコの目は、暗い夜のわずかな明かりの中でも見通すことが出来るほど、とても高性能です。

 

網膜の裏側にタペタムと呼ばれる光を反射する層があり、瞳に入った光は、 網膜を通ってこのタペタムで反射し、もう一度網膜を通過します。 こうして、同じ光りを二度通過させることによって、わずかな光をしっかりと捕らえて、 暗闇の中でも行動出来るのです。

 

 

瞳孔の性能もとても優秀で、光の強さによって、開け閉めを行って、取り入れる光量を調節しているのです。 目の機能はとても優れているのですが、視力に関しては人間より劣っています。

 

 

ネコはかなりの近視で、人間の10分の1程度しか見えていません。 また、色の識別をする能力もほとんど備えていないのです。

 

 

 

 

水の味に敏感なネコの舌

ネコの舌はザラザラしているのが特徴で、また、特別な機能をもっています。

 

 

乳頭と呼ばれる突起が毛づくろいをする際にクシの役割をしています。 また、味覚に関しては、しょっぱい、辛い、すっぱいといったものは犬と比較すると鈍いのですが、 水の味については、特別に感じることが出来るのです。

 

 

ネコが水道の蛇口から落ちる新鮮な水を、器にいれてある飲み水よりも好むのは、 その新鮮さがわかるからなのです。

 

 

 

 

優秀なボディバランスは猫背のおかげ!?

ネコの特別な能力としてあげられるのが、特に平衡感覚です。 あおむけになって落下したとしても、上手く体を回転させて着地することが出来ます。

 

 

これはカーブした猫背が、ショックを受け止める役割をしているからなのです。

 

 

また、足の裏の肉球も、音をたてることなく獲物に近づくための消音効果があると同時に とても肉厚で荒い皮膚で覆われているため、 高所から跳びおりたときの衝撃をやわらげるクッションの働きをしているのです。

 

 

 

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