私は、2014年、人生を大きく変える計画を考え始めました。10年間の会社員生活は、幸せなものではなかったので、新しい生活を始めようと思ったのです。
自動車を、今後自分の家として使えるように改造すると、2015年、私は仕事をやめ、家と財産をすべて売り払いました。
しかし、元保護猫のウィロウだけは、どうしても手放すことができませんでした。
そこで、私は、ウィロウが旅の暮らしに適応できるように訓練することにしました。
一週間後、ウィロウは、旅に適応しただけでなく、いきいきとその生活を楽しみ始めました。家猫だと思っていたウィロウは、実は冒険猫だったのです。
そして、2015年5月に、私とウィロウは、故郷のタスマニア州ホバートをフェリーで出発しました。
それからふたりの旅は始まりました。そして、旅の様子がこちら。
2017年2月、私とウィロウは、サウスオーストラリア州に到着し、オーストラリアの6つの州と2つの地域、すべてを回りました。これは、オーストラリアの猫を連れた冒険家たちの間では「Purrfect 8」と呼ばれている記録です。
共に多くのことを成し遂げ、いくつかの素晴らしい場所に出会いました。隣にウィロウがいない旅など想像できませんでした。
グレートバリアリーフでセイリングし、山でキャンプし、クイーンズランドから数千キロの砂利道をノーザンテリトリー州まで旅してきました。
一部の人々は、猫を連れて旅行だなんて、奇妙なことだと思うかもしれません。しかし、ウィロウはとてもくつろいでいて、私たちの新しい生活を本当に愛しています。
ウィロウは、追跡機能の付いた首輪を着けていて、安全に保たれています。彼女がもしあちこちを歩き回っても、彼女がどこにいるかはすぐに分かるので、安心していられるのです。
彼女は、自由に歩き回り、キャンプの周りを探検して過ごします。
SNSで世界中とシェアするのはとても楽しいことです。写真を見て、元気が出ましたというメッセージを受け取ると、とても嬉しいです。
その後、私たちは故郷に帰ってきましたが、私たちの旅はまだ終わりません。私たちは、この旅の暮らしがすっかり気に入ってしまいました。
私はウィロウを誇りに思います。彼女にとって、家は私の自動車であり、オーストラリアすべてが彼女の庭です。彼女は最高の旅のパートナーなのです。
参照元:boredpanda