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48度の砂漠の中、動くことのできなかった子猫。そこに偶然にも通りがかった女性によって運命を大きく変える。

48度の砂漠の中、動くことのできなかった子猫。そこに偶然にも通りがかった女性によって運命を大きく変える。

ある日、カリフォルニア州にあるモハーヴェ砂漠を車で走行していたジェンさんが、驚くものを発見しました。

なんと48度の気温な中、小さな子猫が道路脇に倒れていたのです。ジェンさんはすぐに車を降りると、子猫の元へと駆け寄りました。

ジェンさんは子猫をすぐに保護しようとしましたが、少しためらいました。

もし子猫が怪我をしていたら、動かすことが危険だと感じたのです。

しかし、このままでは暑さで死んでしまうと思い、祈るような気持ちで子猫をゆっくりと持ち上げました。

その時、別の車を運転していた女性が、ジェンさんのところへと駆け寄ってきました。そして、ぐったりしている子猫を見て、すぐに自分の車から水の入ったペットボトルとタオルを持って来てくれたのです。

ジェンさんはそれをありがたく受け取ると、水で手を濡らして子猫の背中をさすってあげました。

さらにペットボトルのキャップに水を入れて子猫の口に近づけてみました。すると子猫はすぐに水を飲み始めたのです。その様子に少しホッとしたジェンさんは、子猫を食車の助手席に乗せて動物病院へと急ぎました。

子猫は下唇に小さな傷を負っていて、少し熱が高い状態でしたが、その他に悪いところはありませんでした。獣医さんが柔らかい食べ物を子猫の口に注ぎ込むと、子猫は力強く飲み込んでいたそうです。

そして、その後。

その後、ジェンさんの家に着いた子猫は、居心地の良い小さな箱の中で落ち着きました。ジェンさんは子猫がストレスを感じないように、しばらくその部屋から出て子猫をリラックスさせてあげました。

そしておよそ1時間後、ジェンさんが部屋に入ると、子猫は新しい環境に随分慣れているようでした。子猫は1時間前よりも明らかに元気になっていて、用意されたご飯を美味しそうに食べ始めたそうです。

ジェンさんは子猫に「モンジー」と名づけました。

ジェンさんの家には、元々バターカップとジョーンいう名前の猫が住んでいたのですが、2匹とも突然やって来たモンジーのことがとても気になったようです。

そのため2匹は、ジェンさんがモンジーの部屋を開けるとすぐに、興味津々な顔で部屋に入って行ったそうです。

そして、2匹はすぐにモンジーと仲良くなりました。こちらはジョーンがモンジーを優しく抱きしめている様子です。

モンジーは新しい家に来てから、すくすくと成長しました。

そして、身体が大きくなるに連れて、顔の色が黒くなっていったのです。

また、モンジーの成長と共に先住猫との仲もさらに深まっていきました。こちらはバターカップと腕を組むモンジーの姿です。

そして保護から1年半後。

モンジーは優しいジェンさんの元で、美しい女の子に成長しました!

愛情いっぱいに育ったモンジーは、いつも大好きなジェンさんに、たくさんの笑顔と癒しを届けているそうです。

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