アメリカ・フロリダ州在住のキャリー・ホークさん。
彼女のお家には、2本足というハンディキャップを抱えながらもたくましく生きる1匹の猫がいます。
「アナキン」と名付けられたその猫は、今から5年前に野良猫が集まる地域で発見され、キャリーさんによって保護されました。
生まれながらにして後ろ足が無く、発見時はひとりぼっちだったというアナキン。
しかし、誰にも負けないほど強いハートを持っていた彼は、そんな状況でも前足と尻尾を器用に使ってたくましく生きていたそうです。
キャリーさんはこう話します。
「アナキンは当時まだ幼い子猫でしたが、その小さな前足で二足歩行をしながら暮らしていました。そのたくましい姿には、地元の獣医師も大変驚いていました。」
この動画は、保護された当時のアナキンの様子。
尻尾でバランスを取りながら歩くその力強い姿は、ハンディキャップを抱えていることを全く感じさせません。
子猫の頃から並外れた能力を見せ、周りの人々を驚かせたアナキン。
しかし、彼はその後成長するにつれて更に進化を遂げ、5歳になった今ではジャンプしたり、高いところに登ったりすることもできるようになったそうです。
時には家の中に現れたトカゲを追いかけたり
またある時にはキャットタワーに登ったりして遊ぶことも。2本足だからといって、今や彼に出来ない事は無いのです。
メディアの取材に対し、キャリーさんはこうコメントしています。
「アナキンは確かに後ろ足がありませんが、それは彼にとって大きな問題ではないように感じます。前足と尻尾を器用に使って何でも出来てしまう彼は、今では不自由のない幸せな暮らしを送っているんですよ。」
「アナキンは自分がハンディキャップを抱えているとは思っておらず、むしろ自分が特別な存在だと感じているようです。そんなたくましい彼ならきっとこれからも自分の限界を決めつけず、毎日を前向きに生きていくことでしょう。」
後ろ足を持たずに生まれながらも今を前向きに、そして幸せに生きるアナキン。
彼ならきっと、これからもそのたくましい姿で人々に勇気を与え続けることでしょう。
参照元:lovemeow