今年で2歳になる猫の「カソード」。彼女は今から1年半前、アニマルシェルターにいたところを現在の飼い主であるレミーさんに引き取られました。
それまで、カソードは母親の愛情も知らず、シェルターで寂しい日々を送っていました。しかし、彼女はレミーさんに出会って以来、ある生きがいを見つけたのです。
カソードが見つけた生きがい。それは、レミーさんと一緒に旅をすることです。
もともとマウンテンバイクに乗るのが大好きだったレミーさんは、ある時からカソードをリュックの中やカゴに乗せて一緒に旅をするようになったのです。
すると、カソードはそれ以来旅に出るのが大好きになり、カソードさんが外出をするときには必ず一緒について行くようになりました。
そして、その後のふたりの様子がこちら。
マウンテンバイクに乗り、風を感じるカソード。カソードが乗るカゴは、レミーさんが自分で取り付けたものだそうです。
レミーさんはこう話します。
「これまで施設で暮らしてきたカソードが、その後も僕の住むアパートで窮屈な思いをするのは可哀想だと感じました。そこで、私は出来る限りカソードを外に連れていき、いろいろな景色を見せてあげたいと思ったんです。」
すっかり旅のパートナーとなったレミーさんとカソードは、雨の日も風の日も新たな景色を求めて旅に出ます。
彼らの旅への情熱は何があっても消えることがありません。
「雨が強すぎて外に出られない・・・。」
そんな時でも、彼らはアパートの部屋の中でマウンテンバイクに乗り、次の旅に備えてトレーニングをしました。
レミーさんは現在も時間を見つけてはカソードと共に旅に出ているようです。
「次はどこへ行こうか?」レミーさんとカソードには、まだまだ行きたい場所がたくさんあるそうです。
参照元：Instagram