瀕死の状態で保護された2匹がシェルターで出会ったことによって奇跡的な回復を遂げる。

瀕死の状態で保護された2匹がシェルターで出会ったことによって奇跡的な回復を遂げる。

「オーラ」と「オデン」と名付けられた猫は、以前アメリカ・インディアナ州の路上で瀕死の状態で見つかり、その後地元の動物保護施設で保護されました。

施設で出会って以来、2匹はお互いを支え合い、これまでたくさんの困難を共に乗り越えてきました。すると、いつしか2匹の間には強い絆が芽生え、その絆は今も日に日に深まり続けているというのです。

白い毛を持つ「オーラ」は、先日路上をひとりで彷徨っている所を保護され、施設へとやって来ました。

発見時、オーラは脱水症状を引き起こし、更には上気道感染や耳の感染症などをはじめとする様々な問題を抱えていたそうです。

施設のスタッフはこう話します。

「オーラは施設へやってきた時には既に瀕死の状態でした。もしも保護するのが一日でも遅れていればオーラは死んでしまっていたかもしれません。」

オーラが保護されてから数時間後、同じく路上で保護されたというオデンが施設へとやって来ました。

オデンを施設へ連れてきた人曰く、オデンは走行中の車の窓から投げ捨てられ、体に怪我を負っていたそうです。彼もオーラと同じく、施設へやってきた時には瀕死の状態でした。

施設では2匹に治療を施しましたが、治療を施すだけでは2匹の心の傷を癒すことは出来ませんでした。2匹は治療によってなんとか一命は取り留めることができたそうですが、その後も元気な姿を見せることは無かったそうです。

そんな2匹の姿を見た施設の方々は悩んだ末にある決断を下しました。それは、2匹を同じケージの中で一緒に住まわせ、様子を見守るというものです。

「2匹には支え合う仲間が必要なはず。」

彼らはそう考え、一か八か2匹を対面させました。

そして、その結果。

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