愛する我が子を亡くしたショックを抱えていたある母猫は、1匹の孤児の子猫との出会いで、再び元気を取り戻し、生き甲斐を見つけました。
ある家に暮らしている猫のエンバーは、病気で我が子を亡くしてしまいました。悲しみに暮れていたある日、彼女の心を動かす出会いがあったのです。
それは、施設に保護された子猫の「フレイム」。まだ母親を必要とする年齢のフレイムをどうしようかと施設で相談していた時に「新しい家に行き養母としてエンバーに会わせてみる事」という案が上がりました。
スタッフの思惑は大成功。エンバーとフレイムを会わせてみると、エンバーは一目で恋に落ちました。
そして、フレイムの全身を舐め可愛がり始めたのです。
そして、その後の2匹は。
それからと言うもの、2匹はずっと一緒。
エンバーはフレイムを我が子同然に可愛がり、そしてフレイムは母のように慕っていきました。
失った我が子への愛情を、フレイムに与えるエンバー。
新しい家での生活にも慣れて来たフレイムは家の周辺の散策に出るようになり、エンバーはその成長した姿を見守っているそうです。
2匹は素敵な関係ではありますが、家族ではありません。あくまでも幼いフレイムのための養育の場なので、里子として引き取られたわけではないのです。
これから正式に里親申請がされ、家族になるかもしれないですし、違う家からの里親の問い合わせがあるかもしれません。
この2匹が、離れる事無く家族になれることを誰もが願っていることでしょう。
参照元:lovemeow