ある日、道路脇に箱が置かれていました。その中から発見されたのはグレー色をした3匹の子猫たち。
ひどく汚れて体中がノミに覆われていた子猫たちは優しい発見者によってすぐに動物病院へと搬送されました。
育ち盛りの幼い彼らのお腹の中は空っぽの状態。酷く飢えていたため、与えたご飯は勢い良く平らげたといいます。
治療を受け、温かい寝床も用意してもらい、暫くはご飯にも困らない完璧な環境での生活が保証されました。
そして、こうして保護された3匹のうちの1匹だけ手が普通とは違いました。
多指症を患っていた「ポリダクチル・キャット」だったのです。
そして、のちにこの猫は「レチューガ・プリンセス・ブーガーノット」と名付けられました。
そんなブーガーノットは病院の1人の女性スタッフにとても熱心にアピールしていました。
その姿はまるで「私を家族にして!」とお願いしているかのようだったそうです。
そんな子猫の姿に恋に落ちた女性は家族に迎え入れることを決意。体調もすっかり元気になったブーガーノットに、遂に女性の家に帰る日がやってくるのです。
女性の家に帰ってからのブーガーノットの様子とは。
こちらは女性のご主人が作った手作りハウス。ブーガーノットはダンボールで作られたその住まい遊んだりして楽しんでいるそうです。
楽しい遊び場に新しい家、ブーガーノットにとって何より嬉しかったのは永遠の家族を手に入れられたこと。
そして、時は経ち現在のブーガーノットがこちら。
ちなみにブーガーノットの兄弟の2匹も無事に新しい家族に迎えられ、施設を巣立ったそうです。
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