カリフォルニア州のサンノゼに住む猫の「ブッバ」は普通の家猫ではありません。ブッバは毎日、地元のリーランド高校に通い、学生たちと授業を受けることに幸せを感じています。
ブッバは学生たちが大好きで、教室内を散歩したり、校内のイベントにもよく参加しているそうです。
ブッバと他の学生の唯一の違いは、ブッバが様々な教室を自由に行き来できること。
高校の職員はこう話します。
「ブッバは校内を散歩しながら様々な教室に入って行きます。もし、ブッバが教室に入る許可を得たい場合は、手をあげるのではなく、ニャーニャーと鳴いてきます」
高校側も勉強熱心なブッバを受け入れ、今ではすっかり生徒の一員になりました。そして、そんなブッバのために正式に学生証が作られました。
2009年に保護施設から今の飼い主のアンバー・マリアンタールさんに引き取られたブッバ。アンバーさんは「ブッバはみんなから愛されています」と話します。
ブッバの住んでいる家は高校の裏手にあり、元々は完全に室内飼いだったブッバでしたが、家の中だけでは満足できなかったようで、いつも外に出たいと要求してきたそうです。
そこでアンバーさんが外に出してあげると、近くの高校に足を運び、学生たちと一緒に過ごし始めたのです。
そして、それからのブッバの朝の行動がこちら。
ブッバは朝になると登校し、学校が始まるのを待っています。
そして、登校してきた学生たちに挨拶をしてドアを開けてもらうそうです。
そして時々、ロッカーの抜き打ち検査もするそうです。
「ブッバは朝早くから学校に向かい、放課後の部活動が終わるまで家に帰って来ません」
アンバーさんは笑いながら話します。どうやらブッバは学校生活を存分に楽しんでいる様子。
そして、学生たちもブッバに会えることを楽しみにしながら、毎日学校に登校しているそうです。
参照元:Facebook