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高速道路から投げ出された猫を見ていた少年とその母親。パニックになっている猫を救うため行動を起こす

高速道路から投げ出された猫を見ていた少年とその母親。パニックになっている猫を救うため行動を起こす

2月12日の日曜日。この日エリン・ブラウンさんは息子のギャビンくんを誕生日パーティーに連れていくために、高速道路を走行していました。

そして、そこで信じられない出来事を目の当たりにしたのです。

前方を走っている車の窓から1匹の猫が放り出されたのです。車内からいきなり道路上に放り投げられた猫の受けたショックは相当なものでしょう。

その猫はひどく混乱していたように見えたといいます。このままでは何らかの事故に巻き込まれて死んでしまうのは間違い無いだろうと考えたエリンさんは急遽、車を止めます。

そして、車を降りた息子のギャビンくんは後ろからくる車を次々と止め、猫の救助に向かったのです。

当初その場でうずくまっていた猫でしたが、橋の下に飛び降りて逃げ出そうとしたといいます。ギャビンくんは何とか落下直前の猫を掴んで救出。

その当時の様子をエリンさんはこう語っています。

「高速道路を走っていたら前を走る車から猫が投げ出されたんです。こんなに衝撃的なことはありません。息子が間一髪のところ、飛び降りようとする猫をつかんで救い出せました。」

そして、その後の猫の様子は

猫は目まぐるしく変わる様々な出来事にショックを受け、興奮が収まらない様子だったといいます。

投げ出された時につま先に怪我をしており、身体中を上下しながら大きく息をしていたそうです。

ギャビンくんは心身ともに傷ついた猫を優しく抱きしめ、撫で続けました。

猫の名前はわかりませんでしたが、名前を呼んで励ましたいと考えたギャビンくんはこの猫にラッキーが訪れるようにと「ラッキー」と名付け、動物病院へと向かえいました。

車内でギャビンくんはずっとラッキーを励まし続け、それを感じたのかラッキーは次第に落ち着きを取り戻していったといいます。

そして、獣医に診てもらったところ、ラッキーは軽傷で大事にはいたらず健康そのものだったそうです。

そして、さらに運の強さを証明する出来事が起こります。

母親のエリンさんがFacebook上でラッキーの身に起きたことを後悔したところ、それを見た人から「ラッキーの医療費の一部を負担したい」との申し出がありました。

ギャビンくんは人々の善意に胸を打たれ、涙を流したそうです。

そして、ギャビンくんは母親のFacebookを通じてお礼の文を書きました。

「みなさんほんとうにありがとうございます。僕が持っている63ドルと合わせ、これでラッキーを治療できます。」

ラッキーは新しい家で新しい生活を始め、徐々に回復をしているそうです。そして、ギャビンくんとラッキーの絆も着実に深いものになっていっているのだとか。

エリンさんはこうコメントを残しています。

「ラッキーはギャビンに救われたということをよく分かっているようです。ラッキーとギャビンの仲はますます強いものになっていますよ。ラッキーは穏やかでいたずらっ子でとにかくかわいい猫ですよ。」

そして、動物が大好きなギャビンくんの将来の夢は「獣医になること」だそうです。

参照元:lovemeow

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