アメリカ・カリフォルニア州にある猫専門の動物シェルター「The Cat House On The Kings」。ここにはすでに800匹以上もの猫が暮らす大きな施設となっています。
スタッフは日々、猫のお世話に明け暮れていいるわけですが、そんなある日、スタッフが施設の隣でおかしな光景を目にしました。
雨が降る中、発見したのは夜。そこにはピンクのフタが付いたプラスチックケースが14個も不法投棄されていたのです。
そして、中身を見るとスタッフたちは大きなショックを受けました。
なんと、中には猫が入っていたのです。それぞれのケースにはしっかりと空気孔として穴が開けられており、中には毛布も一緒に入っていました。
そしてそのケースは猫が自力で開けないようにと結束バンドで外からフタと本体をきつく閉じる徹底ぶり。
スタッフによって施設内に運ばれたそのケースの中を改めて確認すると、14個のケースの中には16匹の猫が入っていました。
5ヶ月~3歳ほどのメス猫11匹、オス猫3匹。子猫が2匹。そして、その中には妊娠中の猫が3匹もいたそうです。
誰がこんな事をしたのかわかりませんが、すぐそこが猫のシェルターだとわかってやった事は間違いなさそうです。猫たちは汚くもなく、やせ細ってもいなく、病気にもかかっていない状態。
誰かが面倒を見ていた事は明白だったのです。
そして、保護されて数日後。
保護された数日後、妊娠していた猫が出産をしました。
安全な環境で産ませてあげることができた事が幸い。
まだ知らない環境になれる事が出来ず、隅っこで隠れている子猫たちもいますが、体調は元気そうですし、すでに800匹もの猫を面倒見ているシェルターは16匹の猫と新たに生まれた子猫たちを迎え入れる環境は万全です。
徐々に慣れてもらい、そしてその明るい未来に気づいてくれたらとスタッフたちは思っているそうです。
保護された猫たちの中で、子猫や若い猫たちの方がどちらかというと人懐っこくフレンドリーなのだとか。
参照元:iizcat