ある日、クリフさんが仕事場の廃材置き場の近くと通りかかると猫の鳴き声を耳にしました。
こんなところに猫がいるはずないとも思いましたが、気になったクリフさんは、なんとなく廃材置き場を見に行ったのです。
すると、そこには木の切れ端にしがみつく子猫がいました。
まだ目が開いたばかり子猫。しかも子猫は1匹だけではなく他にもう1匹いることがわかりました。
驚いたクリフさんはひとまず見つけた子猫を胸ポケットに入れて温めます
他にも子猫がいるかもしれないので廃材置き場をひっくり返して捜索して見ることに。
すると、他にも数匹の子猫が。
どうやら野良猫がこの廃材置き場で出産したのの、育てることができず育児放棄となってしまったようです。見つけた子猫のうち1匹はすでに息を引き取っていました。他の子猫たちも非常に弱っていて危険な状態でした。
7時間も廃材を探し回ったクリフさんは、すぐに保護団体の「Watching Over Whiskers」に助けを求め連絡を入れます。
こうして保護団体のスタッフがすぐにクリフさんから子猫を受け取りました。お腹を空かせた子猫たちにスタッッフはミルクを飲ませ、介抱を行いました。しかし灰色の子猫が1匹、息を引き取ってしまったのです。
他の子猫たちは回復し、そのうち特に小さかった子猫2匹は、施設にいた保護猫の協力のもと愛情たっぷりのミルクを与えられました。
1度は命の危機に瀕した子猫たちですが、関わった人たちのおかげで元気に成長していったのです。クリフさんが子猫の声を聞き逃していたら、他の子猫たちの命も助からなかったかもしれません。
参照元:lovemeow