南アフリカの西ケープ州にある工場内に野良猫が迷い込み、動いていたフォークリフトに引っかかってしまい、大怪我を負ってしまう出来事がありました。
工場内のスタッフはすぐに保護団体である「The Kitten Cottage」に連絡を入れ、その後子猫はすぐに保護されました。
スタッフはすぐに傷を消毒し縫合うします。それから包帯を巻き強力な抗生物質と鎮痛剤を投与します。絶望的な状況ではありましたが、子猫は生きることを諦めませんでした。
事故にあった最初の夜、子猫はひどい痛みと戦いながらも眠りにつきます。
そして2日目。
2日目になると子猫は発熱してしまいます。しかし、その峠を越えると落ち着きを取り戻したのです。
それから1日2回の幹部にクリームを塗り毎日包帯を変え清潔な状態を保ちます。小さい体には辛い痛みも子猫は耐えました。
この子猫の生きようとする力に魅せられ「ウォリアー」と名付けられます。ウォリアーの治療と戦う姿はスタッフたちを奮いたたせ元気を取り戻せるまで見たいと誰もが思いました。
それから4ヶ月が経ちウォリアーの傷は回復。それと同時に新しい家族が決まり、施設から送り出す日がやってきたのです。
ウォリアーを看護したスタッフはこう話します。
「私が救助スタッフとなった5年間。多くの子猫を見送ってきたがウィリアーほど私の目に涙を流させた猫はいなかった。」
現在、新しい家族の元で先住猫の「ゼン」と仲良く暮らしているウォリアー。小さいながらも治療に耐えたウォリアーと、治療に当たったスタッフのおかげで助かった小さな命。これからゼンと仲良く幸せに暮らしていくことでしょう。
参照元：lovemeow