※過激な内容が含まれますのでご注意ください。
公の場で通行人に物乞いをする姿は、非常に痛ましいものがありますが、幾度も同じ姿を見かけていれば人々の同情も徐々に薄れてしまうのも否めません。
この画像に写るのは中国・広東省仏山市の人通りの多い場所で物乞いを続けている男。その脇には注目を集めるために連れてこられたにちがいない、あまりにも気の毒なラクダの姿が。
この男が通行人に求めているのは同情。そして何といってもお金。しかし、連日のようの同じことを繰り返していれば、次第に飽きられます。
そこで、この男は恐ろしいことに「電車にひかれて四肢を切断した」としたラクダを横に並べたのです。
慣れないアスファルトにひざまずいたまま動けないラクダに、通行人や警察官も驚きを隠せません。
そして、その後。
そもそも物乞いについては、上前を撥ねる前提であやしい組織が人を雇って、稼がせているケースがほとんどだといわれているが、通行人が自らの意思でお金を恵んでいるだけに、中国にはこれを取り締まる法律がこれまで整っていないといいます。
ただし野生のラクダについては中国政府も「絶滅危惧種」として保護にあたっており、動物愛護団体も猛反発しているだけに、まずは虐待行為としての立件が検討されているそうです。
参照元:scmp