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プラスチック製の紐が食い込んだ状態で発見されたアザラシ。人間の廃棄物によって命を落とす。

プラスチック製の紐が食い込んだ状態で発見されたアザラシ。人間の廃棄物によって命を落とす。

先日イギリスの海で発見されたアザラシ。その様子があまりにも痛々しく、胸が痛みます。

発見された当時はまだ息はあったというアザラシ。アザラシの大きな体の中心部を締め付けるように巻き付いている紐。これは自然界のものではなく、人間が海に捨てた物。

アザラシのお腹に巻き付いていたのは、ビールやジュースなどの飲料をまとめる紐の役割をするプラスチック製のもの。

おそらく、まだ赤ちゃんだったアザラシの体にすっぽりと入り、そのまま取れることなくそのまま成長した結果、今回このような姿で発見されたのではないかと推測されています。

そして、その後。

発見当時アザラシはまだ息がありましたが、その後、海洋生物救助隊の獣医が駆けつけたときにはすでに息を引き取ってしまった後だったそうです。

人間がしかるべき場所にゴミを捨てなかった結果、なんの罪もない動物の命が失われました。そして、同じように人間が出した廃棄物によって発見されないまま、命を落とす動物たちも数多くいます。

これから夏が到来し、外出する機会が増えるかと思います。必ずゴミは然るべき方法で処分してほしいと切に願います。

参照元:metro

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