「自撮り」をするために動物を無理やり捕まえ、命を落としていく動物たち

「自撮り」をするために動物を無理やり捕まえ、命を落としていく動物たち

スマートフォンの普及、SNSの発達が大きな要因となって「自撮り」という文化が浸透、定着してきました。

TwitterやInstagram、Facebookなどに「自分と何か」の写真を投稿し発信。その中には注目されたいという欲求が潜んでいます。

しかし、自分を満足させるための自撮りは、ときに取り返しのつかない悲劇を生んでしまうことも。

アルゼンチンのビーチでは、観光客がイルカの赤ちゃんとの自撮りに夢中になり、イルカの赤ちゃんは脱水症状で死亡。絶命してしまったイルカの赤ちゃんは砂浜に捨てられるという事件がありました。

中国の動物園では、クジャクと自撮りしようと来場客がクジャク2羽に抱きついたため、2羽も死亡してしまいました。

このように自撮りは時に、動物の命をも奪ってしまいます。

そして2016年3月にマケドニアにあるオフリド湖で痛ましい事件が起こってしまいました。

この写真は、ブルガリア人観光客が白鳥の首を無理やり掴み、自撮りしようとしている様子です。

オフリド湖の湖畔にいた白鳥を掴んで、岸に引っ張りあげるという暴挙。もがいている白鳥の横で笑顔の女性。

この写真が撮られた後、女性は白鳥をすぐに離したそうですが、白鳥はそのまま岸で息絶えてしまったと地元紙は伝えています。

この写真はネットで拡散され、世界のさまざまなメディアに取り上げられました。

自己満足のために動物たちが怪我をしたり、命を落としていいものでしょうか。抵抗できない動物からすると、とても恐怖だったことでしょう。

今後このような事件が起こらないように願っています。

参照元:dailymail

いいね を押して
最新情報をいち早く受け取ろう!!