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母親とはぐれ、さらには身動きの取れなくなった子供のジャガーが発見されました。保護されたのち、獣医師の診断で四肢麻痺であることがわかりました。さらに詳細を確認するためレントゲンを使用することにしました。
サンフランシスコのデ・キト大学で獣医学の学生のヴェロニカさんの話では、毎週のようにハンターの犠牲となり傷ついた野生動物たちが動物救助団体TUERIに運ばれ、獣医師たちによって保護されているそうです。
ヤシ農園で発見された子供のジャガー、詳しくはわかりませんが農園に近づきすぎて母親は射殺されたのではないかとヴェロニカさんは話します。また、この子供のジャガーも同じようにハンターによる犠牲と考えられています。レントゲンの結果、体内から18発の弾丸が発見され、その内の2発が脊髄を損傷していたのです。
しかし、獣医師たちは諦めませんでした。そしてジャガーには「D’yaira」と言う名前がつけられ、D’yairaを救うための治療が開始されたのです。
初めの手術ではあまりにも多くの弾丸が骨に埋め込まれていたため、すべてを除去することが難しかったそうです。そのため、別の手術に切り替えるためにまずは理学療法の5ヶ月が必要になるとのこと。
ハンターの犠牲となる野生動物。罪のない動物たちを傷つける狩猟をとめることが出来るように、D’yairaのことを多くの人たちに知ってもらいたいとヴェロニカさんは言いました。
D’yairaの治療はこれから長い道のりが待っていますが、驚くことに既に改善の兆しが見えたそうです。麻痺していた後ろの脚の1本が動いたのです。今では自分で体を少し移動することも出来るようになったD’yaira。毎日しっかりと食事もとって日々強くなり元気を取り戻しているそうです。
– 出典 – thedodo
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