虐待により保護され60歳で突然死んでしまった像。生涯で幸せだったのはたったの1ヶ月

虐待により保護され60歳で突然死んでしまった像。生涯で幸せだったのはたったの1ヶ月

その数日後、サオノイは天国へと旅立ってしまったのです。
動かなくなってしまったサオノイにブーンソンは優しく鼻で触れお別れを告げます。

僧侶たちを呼んでサオノイのお葬式を開いたBLES。そして、寂しくないようにと昨年の10月に亡くなった像が眠る横にサオノイの遺体を埋葬しました。

多くの人々がサオノイの周りに花や食べ物を添え涙を流していました。

サオノイと過ごしてきた時間は、私たちにとって忘れることのできない思い出です。
悲しみの涙はまだ止まりませんが、私たちはこう思っています。
きっとあの子は、今幸せでいっぱいなはずです。身体と心を壊した、あの苦しい生活はもう襲い掛かってきません。
これで彼女は、『本当の自由』を手に入れたのではないでしょうか。
さようなら、サオノイ。安らかに眠ってね。

こう話しをするスタッフ。

60年もの間虐待を受けようやく苦しみから解き放たれたサオノイの突然の死。彼女の生涯で1ヶ月だけしか幸せな時間はありませんでした。

人間のために動物を酷使し、まるで「物」のように扱うことは決して許されることではありません。どうか、サオノイが天国で幸せに暮らしていることを願うばかりです。

参照元:Facebook

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