密輸のため生きたままビニールテープで縛られダンボール箱に詰め込まれたカメ

密輸のため生きたままビニールテープで縛られダンボール箱に詰め込まれたカメ

ガラパゴスのカメの赤ちゃんは、セロファンまたはビニールテープのようなもので生きたまま縛られ、その後、ダンボール箱に詰め込まれているところ警察当局によって発見されました。

カメたちはガラパゴス諸島から密輸された後、ペルーのリマへのバスに乗っていたそうです。もし発見されていなければ、ヨーロッパへと渡り、違法なペット取引として売却されていたと言います。

動物福祉協会(AWI)の野生生物学者のSchubertさんは、「彼らは多くの苦しみと残酷な経験をしてきたことだろう。」と話しています。捕獲されてからどのくらいの時間が経過しているかはわかりませんが、カメたちは非常にストレスを感じていたに違いありません。

食料や水をある程度の時間与えなくても生きることは出来ますが、生命の危険と隣り合わせ。Schubertさんの話によると、ビニールテープで縛ったのはカメをおとなしくさせるためだとのこと。

残念なことに、発見された際にはすでに2頭のカメが亡くなっていました。ガラパゴスのカメは幾つか種類がいますが、そのほとんどが絶滅の危機に瀕しており、すでに3種が絶滅しているそうです。

その後の良いニュースとして、保護されたカメたちはガラパゴス諸島へと戻されることが決まっており、その後は動物園でお世話されることになるとのことです。

– 出典 – thedodo

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