ある日、アイルランド・リメリックで散歩をしていたJack McGrathさん。橋を渡っていた時、おかしな出会いが待っていました。
時間はちょうど帰宅ラッシュ。人々がたくさん行き交うその道に、たった1羽だけ「ぽつん」と存在感を放っていた白鳥がいたのです。
すぐ隣は車が行き交う道路。車も帰宅ラッシュに合わせて、その数が増え続けているため、万が一でも事故にあったら大変。
McGrathさんは動物保護団体に連絡をして、指示を仰ぎました。
残念ながら団体の施設はそこから25kmも離れた場所にあるため、すぐに駆けつけることができません。しかし、今、白鳥が危険な状態にあるのです。
そこで、団体が白鳥に病気・怪我をしていないか確認した上で、McGrathさんが白鳥を川まで道案内することで話は落ち着きました。
白鳥が川に帰るためには、橋の向こう側にいる必要がありました。しかし、帰宅ラッシュで行き交う車の中を白鳥がひとりで通り抜けるのは非常に危険。
そこで男性が車を止めるようにお願いして道を開けてもらうことに。
こうして男性が付き添ってくれたことにより渡ることが叶いました。
そして、その後。
そして、端から下へと通じる階段を降り。
階段を降りて、少し歩くと川がありました。
白鳥は川を目の前にすると、大きな翼を羽ばたかます。
そして、川へと帰って行ったのです。
多くの人が、白鳥を見て見ぬ振りして関わらないように通り過ぎる中、この男性は動物保護団体に連絡をして白鳥の身を案じて行動。
このことが翌日にネットニュースに載ると、男性の携帯には多くの着信があったそうです。
参照元:thedodo