ある日、アメリカのコネチカット州にあるハムデン消防署にかかってきたという1本の電話。
「崖の中腹で、身動きの取れなくなっている犬がいます」
発見場所であるウエストロックリッジ州立公園に消防隊員が駆け付けると、どういうわけか1匹の犬が崖の中腹で震えていたのです。
消防隊員たちは、ロープを下ろして犬を救出することを決断。
救出のため、ロープをつたい崖を下りたのはスコット・ブレイク隊員。スコット隊員は犬を刺激しないよう、慎重に近付いていきます。
60フィート(日本で約20m)下りて中腹にたどり着くと、犬は不安定な岩場により、軽いケガを負っていたといいます。
そして、その後。
その後、犬が警戒心を解き、身を預けてくれるように、スコット隊員は長い時間をかけてコミュニケーションをはかりました。
スコット隊員は犬の信頼を得ることができ、無事保護することに成功。救出活動は2時間におよびました。
命を助けてもらった犬は、ウッドブリッジ市営動物管理局で保護。発見された公園から名前を取り「ウエスト」と呼ばれるようになった犬は、いまも元気に暮らしています。
新しい家族の元に引き取ってもらう予定だそうです。
参照元:Facebook