「バタースコッチ」と名付けられたこの子猫は、ある日突然居場所を失い、ワシントン州にある動物保護施設へ辿り着きました。
施設の職員曰く、彼の飼い主は何らかの理由により住む家を失い、その結果バタースコッチとその母猫の面倒をみることが出来なくなってしまったそうです。
「この子をこのまま施設に置いておくわけにはいかない。」
そう考えた職員の一人は、バタースコッチとその母猫を自ら引き取り、里親が見つかるまでの間自宅で面倒を見ることを決意しました。
施設に連れてこられたときはどこか寂し気な表情を浮かべていたバタースコッチ。
しかし、彼は再び暖かいお家で暮らし始めると笑顔を見せ、引き取ってくれた女性にも積極的に甘えるようになったそうです。
すっかり新しいお家が気に入ったバタースコッチは、毎日家中を駆けまわり、疲れると天使のような表情ですやすやとお昼寝。
その表情はどこか安心し、幸せを感じているようにも見えます。
そして、一方母猫はというと。
一方、母猫の「ゴールディ」は警戒心が強く、当初は物陰に隠れてばかりいたそうですが、愛情を持って接し続けた結果少しずつ心を開き、2か月後にはリラックスした様子で喉をゴロゴロと鳴らすようになったそうです。
話によると、バタースコッチは保護から約3か月が経った今も施設の職員の家でのびのびと暮らしているそうです。
この写真はつい先日撮影されたもの。
3か月前は手の平に乗るほど小さかったバタースコッチが、今ではこんなに大きくて立派な猫へと成長。
バタースコッチの今後についてはまだ決まっていないといいます。
参照元:Facebook