愛犬のための冬の対策は万全という飼い主さんも、乾燥対策をおろそかにしていませんか?
湿度の低い冬場は、寒いだけではなく、空気の乾燥も愛犬の負担になることがあります。
今回は、愛犬が快適に冬を過ごすために知っておきたい、乾燥から愛犬を守る冬場のケア法をご紹介します。
表面の乾燥を防ぐ肉球・鼻のケア
冷たく乾燥した空気に触れる機会が多い冬場は、愛犬の被毛や皮膚に不快な症状が現れます。
ほうっておくと本来の働きが失われ、体のトラブルが起こりやすくなります。
冬場は保湿を中心としたお手入れで、乾燥や寒さから皮膚と被毛を守り、愛犬が快適に過ごせるように体を整えましょう。
肉球や鼻は、冬場の冷たく乾燥した空気に触れたり、暖房器具による乾燥で、表面が荒れたりヒビが入ることがあります。
散歩の前やあとのほか、表面が荒れていると感じたら、こまめに専用のクリームを塗って保湿してあげましょう。
クリームはスティックタイプのもので直接つけたり、容器入りのものを指にとり、指のはらで肉球や鼻にこすりつけるように薄くのばしてぬってあげてください。
静電気防止!潤い・保湿力アップの被毛ケア
潤い成分を含むシャンプー剤やスプレー剤を使って静電気の発生を抑え、ドライヤーとブラッシングでふんわりした毛並みに整えれば、
被毛本来の役割である保湿力が高まります。
とくに外飼いの犬は、こまめにケアを行い寒さから守ってあげましょう。
毛並みとは逆向きに指を動かし根元の汚れまでしっかり洗います。
次にシャンプーを洗い流し、お湯で薄めたリンスを全身にかけてすすぐことで、ふんわりとした潤いアップのシャンプーケアになります。
トラブルを防ぐ皮膚のケア
市販のベビーオイルを水で15〜20倍に薄めてきり吹きに入れ、全身にかけ、皮膚になじませるようにてでもみ込みます。顔まわりはスプレーしたスポンジでなじませるようにします。
コツとしては、長毛の犬は、ブラッシングで被毛についたゴミをとってからスプレーをして、皮膚になじむよう手でもみ込むと効果的です。
毎日の栄養管理も皮膚の健康に!
皮膚は健康のバロメーターでもあります。健康状態が悪くなると、皮膚に異常が発生しやすくなります。バランスのとれた食事や水分補給を欠かさないなど、毎日の栄養管理が重要なのです。適切な管理で、乾燥の影響を受けにくい健康な皮膚を保ってあげてください。
いかがでしたか?この冬は、「寒さ+乾燥」に配慮して、愛犬の健康を守りましょう。