感染症によって毛は抜け落ち、殺処分の可能性もあったパグが、本来の姿を取り戻し、笑顔を見せる毎日を送るまで。

感染症によって毛は抜け落ち、殺処分の可能性もあったパグが、本来の姿を取り戻し、笑顔を見せる毎日を送るまで。

テキサスの動物センター『Austin Animal Center』に保護された小さなパグ・デックス。

まだ一才にも満たない幼い子犬でしたが、そうは見えないほど悲惨な状態でした。

治療の必要な犬は即日殺処分にされてしまう可能性もあるので、レスキュー『Pug Rescue Austin』がデックスを迎えに行きました。

検査の結果、毛包虫症や皮膚の感染症の影響で毛が全て抜け落ちていることがわかりました。しかも、おそらくもう半年間もこの状態で苦しんできたのだろうとのことでした。

また、目はドライアイの状態で、両目とも感染症にかかっていました。

すぐに抗生剤や抗真菌薬による治療が始まりました。また、薬の入ったお風呂に入って皮膚のケアも行われました。

里親の家に移ってからも、2時間おきに5種類の目薬をさしてもらう必要がありました。

デックスは最初とてもこわがっていて、スタッフはこのままずっと心を閉ざしてしまうのではないかと心配していました。

しかし治療が進み、痛みや不快感が和らげられると、人にも慣れて心を開いていきました。

皮膚の保護のために与えられたフリースのブランケットがお気に入りです。

徐々にしっぽを振ったり、おもちゃで遊んだり、他の犬とじゃれあうようにもなりました。

フェイスブックで紹介されて人気者になったデックスのもとには、Tシャツやフリース、犬パジャマ、犬ベッド、おもちゃなどたくさんのものが送られてきました。

そのようにデックスを応援している人の一人だったベス・レガッキーさん。これまでにも『Pug Rescue Austin』から犬を引き取った経験が二回あります。

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