旅行先で出会ったボロボロの野良犬。その姿に心を痛めたある一家がとった行動と、その後とは。

旅行先で出会ったボロボロの野良犬。その姿に心を痛めたある一家がとった行動と、その後とは。

こちらの写真に写る女性は、米イリノイ州在住のローリー・ウェブスターさん。

彼女は今から2年前に家族と一緒にメキシコ・カンクンを訪れた際、そこで1匹の野良犬に出会いました。

後に「ロージー」と名付けられるその犬(♀)は重度の皮膚病を患っており、動くのもままならないほど衰弱していました。

その姿に心を痛めたローリーさんは、家族と話し合った末にロージーを保護することを決意。

「道行く人は皆ロージーの事を気にも留めていませんでした。しかし、私にはどうしても彼女を見捨てることが出来なかったんです。」

ローリーさんは言います。

その日は日曜日で時間も遅かったため、近くにある動物保護施設やシェルターは全て閉まっていました。

そこで、一家は動物病院に片っ端から電話をかけ、唯一24時間診療を行っていた病院にロージーを連れて行ったそうです。

一家はロージーをアメリカに連れて帰る事も検討していましたが、検査の結果ロージーの治療にはかなりの時間を要することが判明しました。

その為、彼らは動物病院に勤めるアントニオ獣医師にロージーの命と未来を託し、治療費のサポートを続けることを約束したうえで病院を後にしたのだといいます。

ロージーの事が心配で仕方がなかった一家は、アメリカに戻った後も頻繁に動物病院と連絡を取り合いました。

そして、アメリカに戻ってから数か月が経ったある日…彼らのもとにある嬉しい知らせが届きます。

その内容は、

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