一度は里親が決まるも、再びシェルターに戻された犬。病気によって余命6ヶ月と宣告、そして最期を迎える場所とは。

一度は里親が決まるも、再びシェルターに戻された犬。病気によって余命6ヶ月と宣告、そして最期を迎える場所とは。

こちらの犬、トリガーは1才半のときに保護され、ペンシルベニアのシェルターで新たな飼い主を待つことになりました。

そして一日後にはある家族がトリガーを引き取ってくれ、幸せいっぱいのはずでした。

その後わずか数週間でトリガーはシェルターに戻されてしまったのです。

トイレを覚えず、どこでもおしっこをしてしまうからとのことでした。身体を詳しく検査してみると、慢性腎不全であることがわかりました。

余命6ヶ月と宣告され、もう家族を見つけるのは難しいと思われました。しかしシェルターよりも、もっと居心地のいいところで過ごしてほしいとスタッフは願っていました。

トリガーの話を聞いたクリスティン・ペラルタさん。主にシニア犬の住むサンクチュアリ『Vintage Pet Rescue』の創設者です。トリガーはシニアではないものの、事情を聞いて放っておけませんでした。

「シェルターの人と話した後、夫にも相談しました。頻繁におしっこをしてしまうことと、寿命が短いことで、もう家族を見つけることはほぼ不可能だと思い、最期の家としてサンクチュアリに迎えることを決意しました」とペラルタさんは話します。

トリガー以外の犬はみんなずいぶん年上ですが、すぐになじむことができました。誰よりもエネルギーに満ちていて、他のみんなは20分遊べば十分ですが、トリガーは一日中でも遊んでいます。

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