飛行機内でCAの指示で座席の上の棚に犬を入れた家族。到着し犬の変わり果てた姿に胸が締め付けられる。

飛行機内でCAの指示で座席の上の棚に犬を入れた家族。到着し犬の変わり果てた姿に胸が締め付けられる。

「犬が入ったバッグは最初、座席の下に置かれていました。でもCAが『大丈夫だから』と荷物棚に入れるように指示したのです。飛行機が到着して、犬が動かなくなっていることに気付いた飼い主は、必死で犬を蘇生させようとしました。その間、私が彼女の赤ちゃんを抱っこしていました。亡くなった犬に覆い被さって号泣する飼い主を見ていて私も胸が潰れそうになり、泣かずにはいられませんでした。犬は水や新鮮な空気も与えられず、荷物棚に閉じ込められていたのです。飼い主は犬の運賃を払って搭乗したにもかかわらず、ユナイテッド航空に犬を殺されてしまいました。今後、私がユナイテッド航空を利用することは二度とないでしょう。」

また、この光景を見ていた乗客のマギー・グレミンガーさんもこのように話した。

「CAは『バッグに犬が入っていたことなど知らなかった』と言っていましたが、そのCAが飼い主に『犬を荷物棚に入れて』と言っていたのを他の乗客も聞いています。」

家族の一員である飼い犬をこのような形で亡くした一家の悲しみは計り知れない。

ソフィアちゃんは米メディア『Fox 5 NY』のインタビューで「CAは『犬が入っていても関係ない。ポリシーだから荷物棚にバッグを入れろ』と言いました。私は自分をいつも支えてくれていた親友を失いました」と明かしている。また、自身も3匹フレンチブルドッグを飼っている獣医ジェフ・ウェーバーさんは『Inside Edition』に「この種類の犬は、呼吸器系に問題を抱えています。コキートは恐らく荷物棚の中で窒息状態になったのでしょう。閉じられた空間では、空気の量は当然限られますから」と述べている。

ユナイテッド航空側は、この件について「犬を荷物棚に入れるべきではなかった。犬の死に対して弊社は全面的に責任を取る意向である。今後このようなことが2度と起こらないよう、現在調査を行っている。決して起こるべきではない悲劇に見舞われた飼い主一家には、深くお悔やみ申し上げる」と声明文を発表し、謝罪した。

このニュースを知った人からは「CAの対応が信じられない」「ちゃんと犬の分まで払って搭乗しているのにこの対応はあまりにも酷すぎる」「許されることではない。そのCAは解雇されるべきだ」「胸が痛い。悲し過ぎる」「ユナイテッド航空をボイコットすべき」「でも鳴き声が聞こえていたならどうして誰も荷物棚を開けて確認しなかったの」といった声があがっている。

参照元:insideedition

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