家庭内暴力の犠牲になり、全身がペンキまみれになった子犬たち。カチカチになり除去が困難になるも、その後里親の元へ。

家庭内暴力の犠牲になり、全身がペンキまみれになった子犬たち。カチカチになり除去が困難になるも、その後里親の元へ。

アメリカ、ミズーリ州のとある家でとんでもない事件が起きてしまいました。子犬4匹が家庭内暴力、いわゆるドメスティックバイオレンスの犠牲になってしまったのです。

通報を受けた警察官が踏み込むと、そこには「頭からつま先まで」ペンキに覆われた子犬4匹が震えていました。

子犬たちは警察からの要請を受けた動物保護団体『KCペットプロジェクト』に運び込まれます。土曜日の夜ではありましたが、すぐにスタッフたちが集結しました。

暴力を振るい、子犬を虐待した男は逮捕され、今後は州の法律によって裁かれるとのこと。

組織の獣医チームは、子犬の状態を調べてどのようにペンキを取り除くか検討し、もっとも安全な方法である「被毛の刈り取り」が選択されました。

早速、スタッフたちは子犬のペンキを除去する作業に取り掛かりましたが、もうすでにカチカチになっていたため、簡単に除去することができません。

4時間かけて何人ものスタッフたちが不眠不休で徹底的に被毛を刈り取ったあと、子犬たちを暖かいお風呂に浸してシャンプーしました。

子犬たちは最初こそ興奮していましたが、後半には眠ってしまっている子も。

すべてのペンキを一度に除去することはできませんでしたが、子犬たちにペンキの有害物質によるダメージはなかったそうです。

そして、その後。

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