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カンボジアの動物保護団体『AnimalSTEP』は、異様に腫れたお腹のせいで、起き上がることもままならない子犬を2匹保護しました。
発見したとき、砂まみれになった子犬はひっくり返ったまま背中を動かし、苦しそうに鳴き声を上げていました。
ようやく起き上がった子犬ですが、すぐに横たわったままの兄妹犬の様子を覗き込みにいきました。しかし、しばらくして亡くなってしまいます。
生き残った子犬には「バナナ」と名付けられ、すぐに動物病院へ搬送されました。
診察を進めるにつれ、バナナの体にはたくさんの腹水が溜まっており、白血球数も低すぎることが判ります。
下痢をしていたバナナを診た獣医師は、血液中のタンパク質、特にアルブミンが低下したことにより腹水が溜まる「腸リンパ管拡張症」ではないか、と診断しました。
獣医師は慎重にバナナのお腹から水を抜いていきます。無麻酔による治療だったこともあり、バナナは時折苦しそうな声を出してながらも頑張って耐え抜きます。
医療チームは、なんとか生き残ったバナナの命をつなぎたいと、懸命に治療を続けます。
しかし、完治することが難しい病気ということもあり、お腹の腫れはすぐには小さくなりません。
医療チームは病気にあった食事や薬でバナナを根気よく面倒看続けます。
そして、その後。
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