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CIAの爆発物探知犬として訓練されてきた1匹の犬が、訓練を辞めた理由に多くの称賛の声が上がる!

CIAの爆発物探知犬として訓練されてきた1匹の犬が、訓練を辞めた理由に多くの称賛の声が上がる!

アメリカの情報機関・CIAでは爆発物の検知やパトロールなど、日本の警察犬に相当する活動の訓練を行い、実際に現場で活動するK9という部署が存在します。

今回、そのチームからある犬の処遇について発表された内容が話題になっています。

K9で訓練を受けていたラブラドール・レトリバーの「ルル」について、ツイッターと公式サイトで「ルルに対する訓練を取りやめた」と発表しました。

その理由は「ルルが爆発物の発見に興味がなく、訓練を楽しんでいない」というものでした。


悲しいアナウンスですが、数週間のトレーニングで、ルルは爆発物の臭気に興味を示しませんでした。

CIAの公式アカウントはWebサイトのインフォメーションのページに経緯を公開し、同時にツイッターへ同じ内容を投稿しました。

すべての犬には、人間と同じく何かを学ぶ時に調子がいい時間と悪い時間があります。私たちの訓練犬も同じく、たいてい1日か2日はそうした日が続きます。

なぜ犬が訓練を怠ける日があるのか、それには100万もの理由があります。そして私たちトレーナーは犬の助けになることを把握する犬の心理学者になる必要があります。

「ルルはもはや爆発物を探すのに興味がありませんでした。彼女は明らかに楽しんでいませんでした」

こうして、K9のトレーナーは、ルルの訓練を止める決断をしたのです。そして、ルルのその後とは。

「私たちトレーナーの心配ごとは訓練犬の身体的、かつ精神的な幸福なので、トレーナーは最善策としてルルを訓練プログラムから外すという、極めて困難な決断を下しました」

ルルがいなくなるのは寂しいですが、ルルにとって正しい決定なのです。私たちはルルの新しい生活がベストなものであることを祈っています。

K9の投稿に対して、ツイッターでは多くの反響とともに、5000件以上の「いいね!」がありました。

また、「いい話だわ」「とても素敵な投稿。ルルの話をありがとう!」「ルルを無理に訓練させようとしなかったことに尊敬します」などのコメントも多く寄せられました。

そして、その後ルルは訓練士の家庭に引き取られ、先に暮らしていた犬たちや家族と楽しく暮らしているそうです。

ルルは訓練士に引き取られ、毎日を子どもたちや新しい友だちと楽しく遊び、庭に来たウサギやリスの臭いをかぐ日々を楽しんでいます。

参照元:Twitter

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