数年前、ポーランドに住むウーカシュさんが、妻のナタリアさんとサイクリングをしていたときのこと。2人の視界に何かが入りました。
それは、道路の穴から顔を出している1匹の犬だったのです。
彼らは立ち止まってすぐに、穴から覗いている犬が怪我をしていることに気づきます。
「その子は走りかたがおかしいし、後ろ足は地面についていなくて不安定な状態でした。」とウーカシュさんは振り返ります。
穴は石で覆われていて、その中に犬は逃げてしまいました。
「なんとか石をどけて穴の中にゆっくりと手を入れてみると、その犬は私の手の匂いをかぎ、そして前足を乗せてくれたのです。」
そして、その後。
その後、夫婦はすぐに病院へ連れて行きました。かわいそうな犬は車にひかれたか、狩猟用の罠にかかってしまったようでした。
それも、もう3週間から4週間も前にです。
心優しい夫婦はこの犬の命を救い、「ボビー」と名付けて一緒に暮らすことにしました。
ボビーは後ろ足を1本切断しなければなりませんでしたが、数年たった今、大好きな飼い主たちととても幸せに暮らしています。
同じく保護された犬の、ちょっぴり偉そうな親友のレオンとボビー。
「ボビーはとっても愛情深くて優しい、うちの自慢の子です。」とウーカシュさんは話しました。
参照元:boredpanda
何週間も痛くて怖かっただろうね。無事に幸せになれてよかった!