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今年7月6日、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州で深刻な山火事が発生。
その火の手は同日夜、小さな町の郊外で牧場を営むリン・ランドリーさんのところにも迫ってきました。
昼間は煙がみえる程度で、消防用水も使えたため様子を見ていたのですが、夜になってそれが止まり、炎が目前に迫ってきたのだといいます。
夫婦で牧場を営むリン・ランドリーさん。
ところが90匹もの羊たちと牧羊犬はまだ牧場に残されたまま。消防用水も使えなくなった今、これ以上ここにいては危ない。
彼女は夫と考えに考え、そして羊たちと牧羊犬のタッドとソフィーを残し牧場を立ち去るという苦渋の決断をしたのです。
ランドリーさんは、彼女の犬たちは何があろうとも決して自分たちの仕事を放棄しないことを知っていたのです。
家畜を守る性質を持つマレンマ・シープドッグの犬たちは、自分たちが動ける間は守るべき羊たちを離れて逃げることはまずないといいます。
羊たちは90匹もいたが、2匹に任せるしかありませんでした。
避難する際に、火災から逃れて家に戻ってくるであろう2匹のためにおよそ16kgのドッグフードを置き、2匹の無事を祈りながら車で立ち去りました。
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