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ある日、月齢8か月の犬がアメリカ・ケンタッキー州にある動物シェルター「Kentucky Humane Society」に連れてこられました。
名前は「キング」。足を骨折していて、数か月間なんの処置も行われていないようでした。
残念ながら足は治りませんでしたが、なんとか命だけはとりとめました。
キングの手術が無事に終わり、リカバリールームに移された頃、シェルターにはある小さな猫が連れ込まれてきました。
子猫の名は「ライラ・アリ」生後約4週間。衰弱しており、元気を取り戻すまでにはかなりのケアが必要でした。
ライラは貧血で弱っており、一日中目を離さず世話をしなけければなりませんでした。
スタッフはこう話します。
「ライラは生きるために必死にがんばっていました」
ライラは、犬のキングがいるリカバリールームで過ごすことになりました。そこでとても心温まる出来事が起こったのです。
シェルターのスタッフは話します。
「手術が終わって間もないキングは、ライラに呼びかけるかのようにクーンと鳴き、それと同時にライラもニャアと鳴いて応えたのです
獣医チームは、この二匹が互いに傷をいやすような存在になるかどうか見守ることにしました」
そして、さらにこう続けます。
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