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その犬は、猫専用施設の駐車場にある電柱に、針金でくくり付けられていました。
そして犬の横には、ベッド、水の入ったボウル、小さなドッグフードの袋が残されていました。
発見したのは、アラバマ州モビールでホームレス猫を支援する「Project Purr Animal Rescue(プロジェクト・プア・アニマル・レスキュー)」の責任者モリスさん。
施設の正面玄関に子猫や猫が捨てられているのは慣れっこでしたが、施設の裏手の駐車場にくくり付けられた犬を見たときは驚いたと言います。
悲し気に助けを求める犬の顔を見て、どうにかこの犬を助けなければと思ったものの、残念ながら猫の施設は満員で、犬を保護してあげられる空間がありません。
そこで、市のシェルターに連絡を入れ収容してもらうことに。その際に、シェルターの職員はきちんと犬を面倒看ることを約束してくれました。
モリスさんはFacebookに捨て犬の写真を掲載し、この可哀想な犬にセカンドチャンスが訪れることを祈ります。
シェルターに収容されたその犬は推定2歳のピットブルのオスで、「レンジャー」というカッコイイ名前をもらいました。
モリスさんの投稿した記事は瞬く間に拡散し、何人かの女性から里親希望のコメントが入ります。
そして、その結果。
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