ギリシャのアテネ付近の山に、飼い主と一緒にお散歩に行っていた「アラゴン」。彼はある物音に気付くと、飼い主を導くように歩きだしたといいます。
そしてアラゴンが見つけたのがこの子たちでした。
捨てられていた4匹の子猫たち。アラゴンが聞きつけたのは、微かな鳴き声だったのです。
動物保護団体「SCARS」でボランティアとして務めるアラゴンの飼い主によると、残念ながらギリシャでは捨てられる猫が後を絶たないといいます。
山への散歩は助けが必要な動物がいないかどうかの見回りも兼ねていたのです。もともと動画を撮影していたのも、山の現状を記録するためのもの。
1ヵ月で25匹もの動物を保護したこともあるそうで、空っぽの段ボールだけで、動物の姿が近くにいないことの方が多いといいます。
アテネ近辺の山にはキツネが生息しており、捨てられた小さな命がその餌食になることは珍しくはありません。
アラゴンは、自分が見つけた小さな命を守ろうと決意したようでした。
そして、その後の様子がこちら。
▼子猫がスペースから出ると
▼すぐにやってくるアラゴン
▼戻る時もお手伝い
▼アラゴンの後ろ姿から子猫たちに夢中なのが伝わります
もともとはアラゴンも保護されていた犬。てられてしまった子猫たちの気持ちがわかるのかもしれません。
アラゴンの活躍をおさめた動画は、6月13日にYouTube上で公開されると、1ヵ月ほどで再生回数は120万回を突破しました。
コメント欄には、「アラゴンは史上最高のパパ犬だね」「ママみたいだね」「ワンコほど優しくて純粋な生き物はいないよね」「助けてくれてありがとう」など、多くの賞賛の声が上がりました。
参照元:YouTube