犬の治療中に犬を虐待していた獣医。その後、すぐに職場復帰をすることとなり住民が怒りのデモを起こす。

犬の治療中に犬を虐待していた獣医。その後、すぐに職場復帰をすることとなり住民が怒りのデモを起こす。

※不快な内容が含まれますのでご注意ください。

カナダのオンタリオ州にあるセント・キャサリンズ獣医院に7か月ぶりに職場復帰したマハーヴィア・シング・レキ獣医に対して、2月20日に市民グループが獣医院の前で抗議のデモを行いました。

インド出身のレキ獣医は、祖国で獣医師学校卒業しライセンスを取得しました。

しかし2013年に勤務先のセント・キャサリンズ獣医院で複数のペットに虐待行為をしている様子がビデオに捉えられたのです。

獣医院で勤務していた4人のスタッフが、証拠としてそのビデオを2014年に同州獣医師協会に提出しています。

陳述書によると、レキ獣医はチワワ犬の喉元を掴み、顔面を複数殴ったり、去勢手術のためにマウス中だったハスキー犬の顔を殴りつけるなどの虐待行為をしていたそうです。

その様子がこちら。

昨年7月、ヒアリングに参加したナイアガラ・フォールズ市議会議員のウェイン・ゲイツ氏はこうコメントしています。

「証拠が明らかでありながら、なぜ獣医師協会は2年もこのビデオを持っていて何の行動も起こさなかったのかが理解できません。もっと素早く的確に調査をすべきだったのではないでしょうか」

虐待行為が明らかになったレキ獣医は免許を剥奪されることもなく、10,000カナダドル(約86万円)の罰金と10ヶ月の業務停止命令が下されただけでした。

昨年9月、レキ獣医師の弁護士が「The Canadian Press」に語ったところによると、レキ獣医は強迫行為を受け家族の安全を不安に感じることもあったそうです。

そして、その後。

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